ひとつの作品には、同じメロディの繰り返しがあることが少なくありません。そんなとき、語句や構造がよく似たふたつの文言をつなげて、対比、対照、強調などの効果を生むのが対句です。言葉としてはなじみがないかも知れませんが、しばしば用いられるテ ...

「今めちゃめちゃいいメロディできた!」と、頭の上に豆電球が飛び出す時は大体目の前に楽器もPCもない。自宅のリビングで生まれた曲は多分一つもない。いつも何か他のことをして出かけているとき、脳みその片隅で湧き出てくる。そして、思いついたも ...

コレはあまりなじみのない表現技法かも知れません。仮託とは、感情や情景、決意やメッセージなど、さまざまなことがらを、ひとつの物体に象徴させることです。なんて説明したところで、何のことやらわかんないですよね。具体的な例を挙げてみましょう。 ...

ぐちぐちと暗い話だけしていても気が重くなるだけなので、曲を作ることについて話をしようと思う。
とりあえずメトロノームをつけて、それに合わせてメロディを打って、録音する。だいたいどんな譜割りなのか把握できれば、よたよたした録音で ...

前回もお話ししたとおり、暗喩とは、直接的に比喩とわかる表現を含めないスタイルです。直喩より文学的、抒情的な表現が可能になる一方で、受け手に伝わりにくいリスクもある、ひとつステップを上った表現といえるでしょう。

隣どおし あ ...

前回、ある言葉を形容することで、よりイメージがくっきりと浮き上がることを説明しました。そして、形容の方法には、いくつかの種類があります。その代表的なひとつが、比喩。あるものを、別の何かに例えることです。

そして、比喩表現は ...

依存という言葉が長らく嫌いだった。

自立したい、しっかりしなくちゃという気持ちだけがやたら強かった。ずぼらで抜けている私は大抵の場合あまりうまくいかなくて、できなければできないほど落ち込んだ。人にも物にも、出来るだけ頼らな ...

レトリックの最も基本的な技法のひとつが、形容です。あるひとつのものを提示するだけではなく、それがどのようなものであるかを説明することで、より立体的なイメージを持たせることができます。

久しぶりに、ヨシオくんにも登場してもら ...

これまで、作詞の全体構成とそれぞれのパートの役割、一般的なテーマにいたるまで、いわゆる基礎知識について解説しました。参考になっていれば嬉しいです。ここからは、具体的な表現技法について説明したいと思います。

レトリック、とい ...

一曲を完成させる力がついた頃、歌詞は完全に自分語りのツールになってしまっていた。藤原基央の世界観が衝撃的だったように、私も歌詞にするなら何か、意外性や斬新さが必要だと思っていたのだ。そのことに気付いた時、これじゃないと思った。私一人の ...