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第4回 ベース初心者が絶対プレイすべき名曲選#05 Stay Gold/Hi-STANDARD


5曲目。いよいよ初心者をそろそろ脱皮するかな、というときには、この曲です。


わわ、コレはちょっと難易度高いのでは。。。


確かにこれまでの作品と比べて、明らかに難しいです。なんたってまず、テンポがめちゃめちゃ速い。BPMは206。はっきりいって、これだけの曲、そうそう弾く機会はないはず。笑


しかもドラムが裏打ちで、タテがあわせにくいね。

※裏打ち
通常、8ビートの楽曲では、1・3拍目にアクセントが来ることが多い。それに対して、2・4拍目にアクセントが来るパターンをいう。


シンコペーションも多い。。。

※シンコペーション
ある小節の最後の拍を次の小節の最初の拍と繋げるパターンのこと。疾走感が爆上がりする、8ビートでは必須のテクニック。多くの場合、ドラムやギターと同じリズムになるので、タテを揃えることも大切。


そうなんです。そういうことを全部踏まえて、この曲こそ、初心者の集大成としてぜひチャレンジするべきなんです。


主張が強い。。。


このテンポで裏打ちのビートに合わせられたら、今後、恐いモノなんてなにひとつありません。シンコペーションもキメも、ベースを続けていくうえで必ず身につけなくちゃいけないテクニック。それらがぜんぶ、たった3分足らずの楽曲に凝縮されてるわけです。コレができたら、今後どんな曲でもチャレンジできる。そういう、8ビートの卒業試験みたいな曲なんです。


確かにそうかもね。TRUE BLUE、リライト、Still Waitingときて、この曲で完成する。流れはあるよね。


あいみょんはちょっとこの流れとは違うけど。でもあの作品も大切。


ある程度自信がついたら、ぜひ挑戦してみてください。

今回のまとめ

この曲が弾ければ恐いものなんてないのだ。